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今回は、「グッド・ドクター 名医の条件」(原題 : The Good Doctor) シーズン1エピソード8から使える英語フレーズをご紹介します。
「グッド・ドクター 名医の条件」は、アメリカで2017年から放送されている医療ドラマです。
自閉症とサヴァン症候群を抱える主人公ショーン・マーフィーが、外科医として成長していく姿を描いた物語です。
日本ではAmazonPrimeやNetflixなどで配信中!
あらすじや登場人物などのドラマ紹介は、こちらの記事を見てね!
「グッド・ドクター 名医の条件」シーズン1エピソード8に出てくる英語フレーズ
それでは、英語フレーズをいくつかご紹介します。
(タイムレコードはNetflixを参考にしています。)
stress eating
ショーンの隣に住むリアが、ショーンの家にやってきて、家主に対して激怒しています。そして、ショーンの朝食のリンゴを食べてしまいます。
40’29”
リア:Sorry, were you gonna eat this? I stress eat. ごめん つい食べちゃった
stress eatingの形で「ストレスが溜まって食べること」、つまり「やけ食い」「ドカ食い」という意味です。
hold one's hand
ショーンはスーパーで襲撃現場に出会い、現場にいたカップルの女性が撃たれます。それでも普通に出勤してきたショーンに、メレンデス医師はこう言います。
37’18”
メレンデス:You were at the shooting. I don't have time to hold your hand.
hold one's handは文字通り「手を握る」という意味もありますが、ここでは比喩的に「慰める」「安心させる」という意味です。
人が怖がったり、不安になったり、苦しんでいるときに慰めたりサポートしたりする場合に使われます。
scrub in
襲撃犯を手術することになったリム医師は、クレアに助手を頼みます。
36’00
リム:You're scrubbing in with me. 行くわよ
scrub inは、医師や看護師などが「手術前に手洗い消毒をする」ことを言います。
scrubには「ゴシゴシと洗う」と言う意味があります。
own it
襲撃犯と打たれた女性は共に手術が必要になります。クレアは出血がひどい女性を先に処置すべきだと考えますが、リム医師は呼吸が止まっている襲撃犯を先に処置すべきだと言います。クレアは彼が犯人で人種差別者だということで私情を挟んでいるのだと言います。
35’08”
クレア:They were both critical. 2人とも...
リム:He was dying. You were wrong. Own it. 危なかったのは彼よ
own itとは文字通りの「それを所有する」という意味の他に、「自分が間違いを犯したことを認める」「責任を持つ」という意味もあります。
台詞は、リム医師はクレアに「間違いを認めて」と言ってます。
out of line
クレアはリムに反論したことで手術室を出ていくように言われます。クレアは自分が悪かったと謝ります。
30’40”
クレア:I was out of line. I shouldn't have argued with you…
out of lineは「ラインから外れる」つまり「言い過ぎる」「不適切な発言をする」という場合に使われます。
lip off
クレアは謝りますが、リム医師は今夜は襲撃犯のバイタルを診ておくように言います。
30’15”
リム:Yep, but they didn't lip off in my operating room. 私に楯ついたのはあなたよ
lip offとは「唇から離れる」つまり「生意気な口を聞く」という意味です。
cliche
クレアは、襲撃犯を治療していると「ジャンキーは嫌いか?」と聞かれます。母がジャンキーだったことを見透かされてしまうクレアです。
22’05”
襲撃犯:That's the beauty of cliches, お決まりのパターンだな
clicheは「決まり文句」のことです。
watch~like a hawk
撃たれた女性は多臓器不全で命の危機にさらされています。マレンデス医師は周りの医師や看護師にこう言います。
19’24”
メレンデス:Watch her ventilation pressures like a hawk. しっかり見張ってろよ
watch~like a hawkとは「~を鷹のように鋭く見張る」つまり「~を厳重に見張る」という意味です。
blow off~
襲撃された女性の恋人と思われた男性は、実はアプリでその日出会ったばかりだったのです。写真と違ってがっかりしたと言います。
14’45”
男性:I mean, I wanted to blow her off, so I said I forgot water. 厄介払いしたくて 水を忘れたとウソをついた
blow off~で「~を追い払う」「~を無視する」という意味です。
break / work one's ass off
襲撃犯に自分の生い立ちを話すクレア。
7’54”
クレア:And yeah, I got some breaks. But I worked my ass off. 運にも恵まれたけど
Two jobs, two roommates, every step of the way. 必死でバイトしてはい上がった
breakは「休憩」「休止」という意味の他に、ここでのように「チャンス」「幸運」という意味でも使われます。
work one's ass offとは「がむしゃらに働く」「身を粉にして働く」という意味です。
スラングでassが入っているのであまり綺麗な言葉ではありませんが、「ケツが離れるほど働く」というニュアンスが伝わってきますね。
アメリカ人は本当にass「ケツ」が好きです(笑)
out of the woods
撃たれた女性は命の危機を脱して回復に向かっています。
7’26”
メレンデス:Your daughter's not out of the woods yet, まだ絶対安静ですが
but I do expect her condition to improve day by day. じき回復しますよ
out of the woodsとは「危機を脱して」「峠を越えて」という意味です。
「森の中から出て」つまり「右も左も分からない状況から脱して」ということです。
sneak out
女性が目を覚まし、相手の男性は部屋を出ようとします。
6’47”
女性:Are you sneaking out before I can thank you? お礼ぐらい言わせてよ
sneak outで「こっそり逃げる」いう意味です。
ditch
女性は男性にこう言います。
6’28”
女性:I thought you were trying to ditch me. 私を厄介払いする気かと
ditchはこれまでにもこのブログで何度か紹介しました。
「学校をさぼる」という意味がありましたね。
ここでのditchとは「見捨てる」「恋人を振る」という意味です。
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Nazi
リムはクレアに対し「よくやった」と褒めてから、襲撃犯のことをこう言います。
5’17”
リム:Just wish it wasn't a Nazi. クズ野郎だけどね
Naziとは皆さんご存じの「ナチ」「ナチス」で、ヒトラーが作ったドイツの党のことですね。
ここでは比喩的に使われていて「ナチス党員のような人」つまり「高圧的な人」のことを指します。
スラングで、自分の意見を押し付けたり、規則にうるさい人などに対して冗談っぽく使われます。
まとめ
以上、長くなりましたが「グッド・ドクター 名医の条件」から英語フレーズをご紹介しました。
参考になれば幸いです☆