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【海外ドラマで英語学習】「ブレイキング・バッド」から学ぶ英語フレーズS1E2

海外ドラマ「ブレイキング・バッド」から学ぶ英語フレーズ

引用元:SONY PICTURES

こんばんは!
Hello, everyone!

今回は、エミー賞で数々の賞を受賞した人気の海外ドラマ「ブレイキング・バッド」シーズン1エピソード2から使える英語をご紹介します。

ドラマの紹介とあらすじはこちらの記事をどうぞ!

それではLet's get started!

「ブレイキング・バッド」シーズン1エピソード2から学ぶ英語フレーズ

それでは、「ブレイキング・バッド」シーズン1エピソード2に出てくる英語フレーズを見ていきましょう。

(タイムレコードはネットフリックスを参考にしています。)

lifesaver / mad props / bonehead maneuver / ditch

ウォルターとジェシーの運転する車が路肩で突っ込んでしまい、通りがかりの人に助けてもらっている場面です。

46'19"

ウォルター:You are a lifesaver. 命拾いしたよ
ジェシー:Yeah, man.
ウォルター:We can't thank you enough. 本当に助かった
ジェシー:No, hey, mad props. マジで感謝だ
ウォルター:I could have sworn the guy said south. 案内どおり来たのに
ウォルター:But then all of a sudden we're off the main road. たちまち道を外れてね
ウォルター:I'm trying to read the map while driving, a bonehead maneuver. おろかにも運転中に地図を確認したら
ウォルター:And then all of a sudden, bam, we're in that ditch. 突然衝撃があって このありさまだ

lifesaverは、「命の恩人」「救いの手を差し伸べてくれる人」という意味です。
困難な状況で助けてもらった時に、"You are a lifesaver."や"You saved my life."はよく使うフレーズです。

mad propsはスラングで「ものすごい敬意」「大感謝」という意味です。
propsは複数形で使われると、スラングで「賞賛」「敬意」という意味があり、madはスラングで「良い」「優れた」という意味があります。

mad propsで要は「感謝感激」といったところです。

boneheadはスラングで「頭の中が骨だけの人」つまり「ばか者」「愚か者」という意味です。

pull a bonehead maneuverで「ヘマをする」という意味があります。

ditchは、「溝」や「どぶ」のことです。

goes double for

ウォルターは死体処理をしたら、自分たちはもう二度と会わないし、誰にもこの事を話してはいけないと言います。

43'52"

ジェシー:Fine. That goes double for me. いいとも 俺も大賛成だ

go double for~は、直訳すると「それは(自分にとって)2倍になる」となることから「自分にとって2倍いいことだ」つまり「大賛成である」となります。

英辞郎では「~についてはなおさらである」と日本語訳されています。
ジェシーはウォルターの言ったことに対して、「自分にとってそれはなおさら都合がいい」ということになるのです。

loose ends / ditch / call in sick

死体を家に置いたままにされたジェシーはたまらなくなって、ウォルターの家に電話をします。ヒステリックになってるジェシーは、早く死体を片付けようと言います。

39'57"

ジェシー:You gonna help me clean this up? 手伝う約束だろ?
ジェシー:We got loose ends here. 早く終わらせようぜ
ウォルター:Calm down. 落ち着け
ウォルター:I will be there after school. 放課後そっちに行く
ジェシー:After school. Are you shitting me? ふざけんな それじゃ遅い
ジェシー:Ditch it, man. Call in sick. 学校なんてサボれよ

loose endsは、「問題の未解決事項」「仕事のやり残し」という意味です。

先程も出てきたditchですが、ここでは学校を「サボる」「ずる休みをする」という意味です。

call in sickは、「病欠の電話をする」という意味です。
学校や職場で休みの連絡をする時に使えますね。

out cold / the coast is clear

ウォルターは再度ジェシーの家に行って、死体処理を手伝おうとします。
クレイジーエイトはまだ生きてますが、地下室に縛らずに置いています。

30'41"

ジェシー:We didn't tie him up. Why the hell didn't we tie him up? ヤバいよ 何で縛らなかった?
ジェシー:Oh, God.
ウォルター:Because he was out cold. 気を失ってたから
ジェシー:Yeah, but what if he's faking it? ヤツの芝居だったら?
ジェシー:You know, like, if it was me, I'd be all faking being knocked out, yo. 俺だったらのびてるふりをする
ジェシー:And then, when the coast is clear, I'd be up looking for weapons and shit. それから安全を確認し 適当な武器を見つけ

out cold「気を失って」「気絶して」という意味です。

the coast is clearは「海岸がはっきりと見える」つまり「誰も邪魔者がいない」という状況です。

人目を避けてこっそりと行動したい時に、「誰も見ていないかまたは聞いていないかを確認する」という意味になります。

it is safe to do something or go somewhere because no one is watching or listening who would prevent you or catch you: 
あなたを妨げたり捕まえたりする人が誰も見たり聞いたりしていないので、何かをしたりどこかに行ったりするのは安全である

(例)You can come out now, the coast is clear. 大丈夫だから もう出てきていいよ

引用元:Cambridge Dictionary

bide one's time

先程の会話の続きです。
ウォルターとジェシーは、地下室にクレイジーエイトの様子を見に行きます。

29'59"

ジェシー:No, see. Now, if it was me... 油断するな 武器が見つからなくて
...and I couldn't find a decent enough weapon...
...I would just lie back down and bide my time. 気絶したふりを続けてるのかも

bide my timeは、「チャンスが来るのを辛抱強く待つ」という意味です。
bideは「チャンスや好機を待つ」という場合に使われる動詞です。

open to suggestions

ウォルターとジェシーは、地下室にいるクレイジーエイトをどうするか二人は議論しています。

28'41"

ジェシー:Well, you gotta do something. 何かあるだろ?
ウォルター:We. We have got to do something, and I am open to suggestions. これは私たちの問題だ 提案くらいしなさい

I am open to~「~を快く受け入れる」という意味になります。
open to suggestions「提案を受け入れる」という意味なので、 I am open to suggestions.で「提案を快く受け入れる」ということです。

work up to

買い物に来ているジェシーは、ウォルターに電話でクレイジーエイトをやったのか聞いています。

23'35"

ジェシー:So, hey, have you done the thing? それで そっちはやったのか?
ウォルター:Yeah, I'm working up to it. まあ...様子を見てる

work up toとは、「 困難などに徐々に備える」という意味です。

I don't suppose~

死体をとかすのにプラスチックの容器を買ってこいと言われたジェシー。ところが死体を入れるサイズの容器はどこにもなかったと言います。

16’09”

ウォルター:I don't suppose you could buy two bins? だったら2個買えばいい
ウォルター:And just...legs in one, torso in the other? 脚と胴体用にな
ジェシー:Oh, God. まったく
ジェシー:I don't suppose you could kiss my ass? ケンカ売ってんのか?

I don't suppose~「~してはもらえませんよね」という意味で、丁寧な依頼の仕方になります。

「~してくれるとは思いませんが、~して頂けないでしょうかね?」といったニュアンスです。

ここの場面では、ウォルターが

I don't suppose you could buy two bins?「入れ物を2つ買ってはもらえませんかね?」

と聞いた事に対して、ジェシーも真似をして"I don't suppose"と言い始めるのですが、後ろに続く文が"kiss my ass"=「くたはれ」という意味の下品な言い方が続くので、クスっと笑えるところです。

字幕では意訳されていますが、

I don't suppose you could kiss my ass?=「くたばっては頂けませんかね?」

といったところです。

climb down out of one's ass / get off oen's ass

ドラッグについてスカイラーに聞かれたウォルターは、こう言います。

11’23”

ウォルター:So right now, what I need.....is for you to climb down out of my ass. だけど 今はとにかく 干渉せず そっとしておいてほしい
ウォルター:Can you do that? Will you do that for me, honey? できるね?私のためだ
ウォルター:Will you please, just once, get off my ass? 一度でいい ほっといてくれ うるさく言わないで

climb down out of one's ass, get off oen's assはともに、「つべこべ言わずにそっとしておく」という意味になります。

one sorry individual / dig it

スカイラーはジェシーの家に行き、ウォルターにマリワナを売らないでと警告します。

7’35”

スカイラー:You stay away from him, or you will be one sorry individual. もし夫に近づいたら 警告じゃ済まないから
スカイラー:You get me? いいわね
ジェシー:I think so, yeah. えっと そうだな
ジェシー:No more marijuana. I can dig it. もう売らないよ 理解した
スカイラー:You can dig it. Wonderful. ちゃんとね よかった

one sorry individualは、「惨めな人」という意味です。

dig itは、少し古めかしい言い回しのスラングで「話を理解する」という意味です。

wear the pants in the family

ジェシーはウォルターにスカイラーが来たことを言います。

4'18"

ジェシー:Good job on wearing the pants in the family. 家族くらい黙らせろ

wear the pants in the familyとは「家庭でパンツをはく」つまり「家庭で主導権を握っている」「決定権を持っている」という意味になります。

ジェシーはウォルターに嫌味を込めて「家でしっかりと主導権を握ってるんだな」と言っています。

hold up one's end / diddle around

ウォルターはドラッグをやっているジェシーを責めますが、ジェシーは自分の責務は果たしたと言います。

3'47"

ジェシー:I held up my end. 頑張ったんだ
ジェシー:I already took care of Emilio. エミリオは始末した
ジェシー:You're still diddling around...trying to get your nut up. そっちも早く頼むよ
ウォルター:Yeah, well, boo-hoo. それはすまない

hold up one's endは、「頑張って自分の責任をきちんと果たす」という意味です

diddle aroundはスラングで「ブラブラ過ごす」「時間をむだに使う」 という意味です。

まとめ

いかがでしたか?

またまたスラングがたくさん出てきましたが、頑張って覚えていきましょう。

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参考になれば幸いです☆