こんばんは!
Hello everyone!
今回は、run-of-the-millという表現についてご紹介します。
前回に引き続き、「クルーエル・サマー」シーズン1エピソード4からの例文も見て行きましょう。
それでは、Let't get started!
目次
run-of-the-millの意味とは?
ケイトがカウンセリングに来ると、そこにはマロリーもカウンセリングを受けにきていました。
何故ここにいるのかケイトに聞かれ、両親の離婚とかがあってとマロリーは答えます。
マロリーは、それだけじゃないけどねと続けます。
ケイト:That's it? それだけ?
ケイト:Divorced parents? 他には?
マロリー:No. まだある
マロリー:Uh, but the other stuff is pretty heavy. でも こっちはヘビーすぎるかな
マロリー:Not heavy like what happened to you heavy. もちろん あなたの体験ほどヘビーじゃないけどね
マロリー:More run-of-the-mill verbal abuse heavy? もっとありふれたタイプのヘビーなやつっていうか
run-of-the millとは、「(物や人が特別ではなく)平凡な」、「ありふれた」、「普通の」という意味です。
ドラマの台詞More run-of-the-mill verbal abuse heavy?は、直訳すると「もっとありふれた、言葉の暴力という意味でのヘビーかな」という意味になります。
mill は(木材・鉱物・織物などの材料を加工する)製造工場のことで、runは機械や工場などを連続稼働することを言います。
run-of-the-millは、直訳すると「製造工場の連続稼働」 となりますが、工場で機械によって大量に生産された製品を指す名詞として使われていました。
後に、このような大量生産品には特色や独創性がないことから、「平凡な」という意味の形容詞として使われるようになったようです。
banal, ordinaryと同じ意味になります。
ただ、run-of-the-millやbanalは否定的な意味合いで使うことが多いのですが、ordinaryは否定的な意味で使われることもあればそうでない「普通の」という意味で使われることもあります。
(例文)
He moved to a fairy run-of-the-mill house. 彼はごくありふれた家に引っ越した
She is more than a run-of-the-mill dancer. 彼女は並みのダンサーではない
まとめ
いかがでしたか?
「平凡な」という意味のrun-of-the-mill、機会があればぜひ使ってみてくださいね。
以上、参考になれば幸いです☆