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【海外ドラマで英語学習】「グッド・ドクター 名医の条件」から学ぶ英語フレーズS1E14

グッド・ドクター 名医の条件

引用元:SONY PICTURES

こんにちは!
Hello, everyone!

今回は、「グッド・ドクター 名医の条件」(原題 : The Good Doctor) シーズン1エピソード14から使える英語フレーズをご紹介します。

「グッド・ドクター 名医の条件」は、アメリカで2017年から放送されている医療ドラマです。

自閉症とサヴァン症候群を抱える主人公ショーン・マーフィーが、外科医として成長していく姿を描いた物語です。

日本ではAmazonPrimeやNetflixなどで配信中!

あらすじや登場人物などのドラマ紹介は、こちらの記事を見てね!

シーズン1エピソード14のあらすじ

ショーンとジャレッドはトランスジェンダーのクインの担当になる。
クレアと新しい研修医モーガンは、シングルファーザーのハワードを担当することに。

そこで、チーム対抗で患者満足度調査のスコアを競うことになる。


一方で、アンドリューと妻のイザベルは不妊治療をしていた。

「グッド・ドクター 名医の条件」シーズン1エピソード14に出てくる英語フレーズ

それでは、英語フレーズをいくつかご紹介します。
(タイムレコードはNetflixを参考にしています。)

throw out one's back

授業中に倒れたという教師のショーが病院に運ばれてきます。
クレアは最近薬を飲んでいるか聞きます。

38’47”

ショー:Uh, I took some Vicodin after I threw out my back six weeks ago, 6週間前 ぎっくり腰で バイコディンを
ショー:and then I had a stomach flu, so I took ofloxacin. その後 胃腸炎で オフロキサシン

throw out one's backで、「ぎっくり腰になる」という意味です。

通常の腰痛ではなく、急激な動作や重い物を持ち上げるなどをして腰に負担がかかり、それによって腰を傷めてしまう状態を指します。

rustle up

ショーが双子の子供のことを心配しているので、クレアはこう言います。

31’42”

クレア:Why don't I find a laptop so you can Skype with them? テレビ電話用に パソコンを用意します
クレア:And I'll rustle up a couple of toy bears from Peds for you to take home. 小児科から 2人のためにデディベアも

rustle up「大急ぎでかき集める」という意味です。

口語表現で、必要なものを急いで準備したり、食べ物を急いで作ったりする場合に使われます。

クレアは「おもちゃを急いでかき集めて用意する」と言っています。

Adam's apple

トランスジェンダーのクインが腹痛で病院へ運ばれてきます。
ホルモン治療の薬を辞めるように言われたクインはこう言います。

31’09”

クイン:I don't want an Adam's apple or a deep voice or hair all over my body. You can't reverse that, can you? 声変わりして 体が毛深くなったら 元に戻せないでしょ?

Adam's appleとは、「喉仏」のことです。

このAdam's apple(アダムズアップル)の名前の由来にはいくつかの説があります。

有名な説では、伝説上の人物であるアダム(アダムとイヴの物語に登場する最初の男性)がリンゴをのみ込む際に喉に引っかかり、それが首の形になったという言い伝えがあります。

have an agenda

クレアがショーに優しくするのを見たモーガンはこう言います。

30’29”

モーガン:Everyone has an agenda. 誰でも戦略があるものよ
モーガン:Sometimes it's conscious, sometimes it's not, but it's always there. たとえ無意識でもね 

have an agendaで、「何かたくらんでいる」という意味になります。

agendaは日本語でもアジェンダと言ってよく耳にすることがありますが、「スケジュール」「議題」と言った意味になります。

ここでは少し違って「意図」「計略」という意味で、発言や行動の裏に隠された目的があるといったニュアンスです。

モーガンは、クレアの優しさには何か裏があるのではと言っているのです。

play dress-up / play make-believe

両側の睾丸を摘出する手術に対して、クインはどうせ18歳になったらとるのだから今とってもいいと言います。
しかし、祖母はこう言います。

28’03”

クインの祖母:Quinn is a child who still plays dress-up and make-believe.

play dress-up 「着せ替え遊びをする」
play make-believe 「ごっこ遊びをする」

という意味です。

collateral damage

両睾丸摘出手術を提案したショーンはリムに怒られます。
ショーンはクインを助けるためだと言いますが、一緒にいたジャレッドはショーンにこう言います。

25’54”

We're not doing this to be helpful, Murphy. 違う  
We're doing this because you pissed off Lim, and I'm collateral damage. 飛んだ迷惑だよ リムを怒らせた罰だ

collateral damageとは、「巻き添え被害」という意味です。

主に、軍事行動によって一般市民が巻き添えを食らうことを示しますが、日常会話でもよく使われます。

collateralとは「付随する」「二次的な」という意味です。

2002年に公開されたアーノルド・シュワルツェネッガー主演のアメリカ映画のタイトルにもなっていましたね。

pariah

前述の会話の続きです。
ショーンはジャレッドに大したことじゃないと言いますが、ジャレッドはどんなことでもスコアを稼がないと自分の首を切られると心配しています。

25’21”

ジャレッド:It is to me. 俺には重要だ
ジャレッド:I'm a pariah. 問題児だからな

pariahとは、「のけ者」という意味です。

「破門された者」や「社会的に孤立した者」を指す言葉で、特定のグループや社会から排除され、孤立してしまった個人を指す場合に使われます。

また、「非国民」といったニュアンスも含まれることがあります。

stew over~

子供を持ちたいと望んだアンドリュー医師と妻イザベルは口論しています。
イザベルが仕事を優先したので、「リスクは分かっていたはずだ」とアンドリューは言います。

23’31”

イザベル:You've been stewing over this. 私を恨んでるのね

stew over~で、「~についてくよくよ悩む」「 ~にイライラする」という意味です。

stewは日本語のシチューと同じ言葉で、「トロトロ煮込む」という意味があります。

ここでは違う意味になりますが、「シチューのように次第にフツフツとイライラが出てくる」といったイメージです。

pick on

クインはショーンに自分の事を話しています。

14’24”

クイン:The kids at school didn't understand me, so they picked on me. いつも学校でいじめられて
I spent a lot of time alone. 独りぼっち

pick onは、「いじめる」「からかう」という意味です。

it cost me.

グラスマン医師はクインの家族と話しています。
グラスマン医師は自分の経験から、家族を犠牲にしてまで自分の理想にこだわる意味はあるのかと言います。

12’32”

グラスマン医師:And it cost me. It cost me a great deal. 私もそれで 多くを失いました

it cost me.は、「高くついた」という意味になります。
costは物理的なコストだけでなく、物事や経験が何かしらの犠牲や努力を伴っている場合に使われます。

ここでは金銭的なことではなく、家族を大切にしなかったことに対して「それは私にとって大きな代償だ」とグラスマン医師は言っています。

psyched

今回はクレアとモーガンのペアが勝利したのを見て、ジャレッドはこう言います。

5’14”

ジャレッド:You should be psyched. うれしいだろ
クレア:Yeah. I should be. ええ まあね

psychedはスラングで、「楽しみで興奮している」という意味です。

off the chart

2’55”

グラスマン医師:Being a kid is tough enough, but being a trans kid? 思春期で しかも トランスジェンダーとは
グラスマン医師:Oh, man, that's off the chart. 大変だろう

off the chartは、「想像を絶するほど凄い」「予想以上に」「驚くべき」といった意味のアメリカのスラングです。

グラフやチャートが、通常の範囲を超えて上昇する様子からきている表現です。

まとめ

以上、「グッド・ドクター 名医の条件」シーズン1エピソード14から英語フレーズをご紹介しました。

参考になれば幸いです☆