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【映画で英語学習】「ザ・ハッスル」に出てくる英語フレーズ

映画「ザ・ハッスル」に出てくる英語フレーズ

映画「ザ・ハッスル」に出てくる英語フレーズ

Hello, everyone!

今回は、2019年に公開されたアメリカのコメディ映画「ザ・ハッスル(原題: The Hustle)から役に立つ英語フレーズを取り上げてみました。

では、Let’s get started!

目次

「ザ・ハッスル」のストーリーご紹介

「ザ・ハッスル」は、アン・ハサウェイとレベル・ウィルソン主演のクライムコメディ。

舞台は南フランス。

男を騙して詐欺を働くペニーは、美人で頭脳明晰な詐欺師ジョセフィーヌと出会い、彼女に詐欺の手ほどきを受けるようになる。

一緒に詐欺を働くようになるが、いつまでたっても分け前をもらえないことに腹を立てたペニーは、ジョセフィーヌと決別することを決意。

二人はそれぞれのスキルを駆使して、純粋そうな技術者の青年トーマスを騙そうと詐欺の腕前を競い合うことになるのだが。。。

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英語レベル

舞台が南フランスとあり、ヨーロッパ訛の英語が出てくるので、聞きなれないと聞き取りにくいかもしれません。

レベル・ウィルソンはオーストラリアの女優なので、オーストラリアのアクセントで話しています。

英語に訛があるのは、海外では普通です。
生の英語を聞く、いい機会になるでしょう。

no offense, no taken

詐欺師のペニーは、出会い系サイトで知り合った男と待ち合わせするが、写真を盛りすぎていたため、男に人違いだと思われてあっさりと認める。

男:Because honestly I was shitting myself there. 恐怖でチビりそうになった
男:I mean, no offense. おっと 失礼
ペニー:Oh, none taken. It's really risky meeating people online. いいの 出会い系は危険よ
ペニー:You never know if people are gonna be as ugly on the outside as they are on the inside. 内面と外見は別問題よね

no offenseは、あまり考えずにうっかり失礼な発言をした後や、相手を不快にさせるかもしれない発言をする前置きとして使えます。

直訳すると「攻撃ではない」となりますが、「悪気はないんだ」「気を悪くしないで」という意味です。

no offenseと言われた時の返事として、none takenが使われます。
none takenは、「そのように受け取っていない」つまり「気にしてないよ」「大丈夫」という意味です。

no offensenone takenはセットで覚えておきましょう。

その他の単語

  • shitting myself 恐怖のあまり失禁する、ちびる、びびる、
  • risky 危険な

come down to~

詐欺師ジョセフィーヌは、ペニーに詐欺の手ほどきを始める。

ジョセフィーヌ:Tell me, Penny... ペニー 教えて
ジョセフィーヌ:Why are women better suited to the con than men? 男より女が詐ペニー:欺に向く理由は?
'Cause we're used to faking it? いつも演技するから?
ジョセフィーヌ:It comes down to one universal truth. 普遍の真理があるからよ
ジョセフィーヌ:No man will ever believe a woman is smarter than he is. 男は皆 女を自分より下と思ってる
ジョセフィーヌ:We will always be underestimated 見下される運命を利用するのよ

come down to~は、「結局~ということになる」という意味です。

映画の会話はつまり、「男が女より詐欺師に向く理由は、結局は”男が女を自分より下と思ってる”という普遍的真理である。」という意味になります。

come down to~は、「~へ降りる」という意味でも使われます。

その他の単語

  • con 詐欺、詐欺師
  • fake ふりをするが一般的に使われますが、ここではスラングで「(性的な意味で)ふりをする」という意味
  • underestimate 過小評価する、見くびる

Okey-dokey

ペニーは、目が見えない振りをして、金持ちの青年トーマスに近寄ろうとします。
しかし、そこにはすでにジョセフィーヌが。

ペニー:if there's an empty chair at this table? このテーブルに空席はある?
ウェイトレス:No, mademoiselle. The table is full. いいえ 満席です
ペニー:Oh. Okey-dokey. ああ そっか
トーマス:No, miss. Miss? Excuse me. You can have my chair. お嬢さん 僕の席にどうぞ
ペニー:Oh, a hero. ヒーローね
ペニー:Oh, but it's not necessary. でも結構よ
ペニー:Perhaps if, um, this person scoots over, we could just squeeze in another chair. この人に詰めてもらって 別の椅子を置くわ

okey-dokeyとは、OKと同じで「はい」「分かった」という意味です。
okey-dokeyは、okey-doke, okay-dokey, okee-doke, okely-dokelyなどと言ったりしますが、意味は全て同じです。

かなりカジュアルな言いまわしですが、少し古くさく、最近ではあまり使われないようです。

okey-dokeyはもう一つ意味があり、wellやsoと同じで、話しを切り替えるときなどに「さて」という意味合いで使われます。

例文として

Okey-dokey, let's talk about our travel plan. さて、旅行プランについて話そう。

などと使われます。

scoot over

scoot overは、「電車の座席などの長いベンチに座っている人が、空きスペースを詰める」、「横にずれる」という意味です。

Can you scoot over a little bit? 少し詰めてくれませんか?

scoot overとよく似たフレーズで、scooch overでも同じ意味です。

どちらも日常でよく使うフレーズです。

squeeze in~

squeeze inは、「~に押し込む」という意味です。

直訳すると、席を譲るというトーマスに対してペニーは、「私たちがもう一つの椅子に無理やり入るわ」となります。

大勢で写真を撮る時などに、「もっと皆さん寄って」という意味で、

Everyone, squeeze in.

と言ったりします。

まとめ

いかがでしたか?

レベル・ウィルソン演じるペニーは、コメディアンということもあり面白い内容に仕上がっています。

ザ・ハッスルは現在アマゾンプライムで配信されています。


ぜひ、見てみてくださいね☆