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【海外ドラマで英語学習】「ブレイキング・バッド」から学ぶ英語フレーズS1E6

海外ドラマ「ブレイキング・バッド」から学ぶ英語フレーズ

引用元:SONY PICTURES

こんばんは!
Hello, everyone!

今回は、エミー賞で数々の賞を受賞した人気の海外ドラマ「ブレイキング・バッド」シーズン1エピソード6から使える英語をご紹介します。

ドラマの紹介とあらすじはこちらの記事をどうぞ!

それではLet's get started!

「ブレイキング・バッド」シーズン1エピソード6から学ぶ英語フレーズ

それでは、「ブレイキング・バッド」シーズン1エピソード6に出てくる英語フレーズを見ていきましょう。

(タイムレコードはネットフリックスを参考にしています。)

get something straight

ウォルターはジェシーにこの仕事の役割分担を言い聞かせています。

ウォルター:Let's get something straight. いいか
This, the chemistry, is my realm. 化学は 私の専門だ

get something straightとは、「はっきりとさせる」「明らかにする」という意味です

(spoken) to understand the facts of a situation and be able to tell them correctly (話し言葉)状況の事実を理解し、正しく伝えることができること

例文 I wanted to get the facts straight. 事実をはっきりさせたかった。
   Let me get this straight – Tom sold the car and gave you the money? 
はっきりさせて トムは車を売ってあなたにお金をくれた?

引用元:ロングマン英英辞典

台詞は、ウォルターがジェシーの理解が自分の理解と合っているか確認したいと言っているのです。

Let me get this straight.も同様の意味でよく使われるフレーズです。

mad skill

咳き込んでメスを作り終えることが出来ないウォルターは、ジェシーに残りをやれと言います。

35’31”

ウォルター:You do it.
ジェシー:Me?
ウォルター:Yeah. What happened to your mad skills? あとは無茶な技術でもできる

mad skillとは、スラングで「ものすごいスキル」のことを言います。
madは「狂った」という意味ですが、スラングで「優れた」という意味もあります。

jack

ジェシーがメスを少ししか売ってこなかったことに対し、ウォルターは不平を言います。
しかしジェシーはこう反論します。

31'20"

ジェシー:You may know a lot about chemistry... 化学には詳しいが
but you don't know jack about slinging dope. ドラッグ取引では素人だな

このjackは「nothing=何も~ない」と同じ意味のスラングです。
ジェシーは、知ったかぶりをして話すウォルターに皮肉を込めてドラッグに関しては何も知らないと言っているのです。

bum-rush

取引の世界を分かっていないウォルターに、ジェシーはさらに言い続けます。

29'58"

ジェシー:You don't understand the way it works. 分かってないな
You can't just bum-rush some high-level ice man... 格上と飛び込みで取引なんてあり得ない世界だ

bum-rushは、「~に突撃する」「体当たりする」という意味です。
iceはスラングで「覚醒剤」のことを言います。

grow some balls

取引の世界について話し続けるジェシーに、ウォルターは最後にこう言い放ちます。

29'29"

Just grow some fucking balls! もっと大きく打って出ろ

ballはここでは「金タマ」「睾丸」のことです。
grow some ballsは、「タマを成長させる」ということから比喩的に「勇気を出す」という意味になります。

run ~ by 人

ハンクをウォルターが教員を務める学校を訪れて、無くなった化学の備品について聞きます。

27'07"

ハンク:Well, I had some questions I wanted to run by you, work-related. 聞きたいことがあって 仕事関係だ

run ~ by someone「人に~を説明する」「人に~を相談する」「人に~の意見を聞く」と言った意味です。

run ~ by 人 の形で使われます。

not that I know of

ハンクは化学室からマスクなどが無くなっていないか?とウォルターに聞きますが、ウォルターはこう答えます。

25'54"

ウォルター:No, I mean, not that I know of. 特に覚えはないな

not that I know ofとは、「私の知る限りでは~でない」という意味です。
100%そうではないと確信出来ないが、自分の知っている限りではそうではないと答える場合に使われます。

get in hot water / feeding frenzy

23'52"

ハンク:Hey, look, buddy. The last thing I wanna do is get you in hot water. 追い詰める気はないんだが
But some meth-monkey had a feeding frenzy in here, okay? ここがメス野郎の調達場所のようだ

get in hot waterは直訳すると「熱い湯の中に入る」となりますが、比喩的に「苦境に陥る」「まずい状況になる」という意味になります。

feeding frenzyとは、「動物たちの激しいエサの奪い合い」のことを言います。
feeding=餌を与えること、frenzy=狂乱のことです。

「メス野郎(=サル)はここでエサの奪い合い(=ドラッグの調達)をしているんだ」と言っています。

be tight with~

ジェシーは友人のスキニーピートが、売人のトゥコを紹介してくれるといいます。

ジェシー:So you're sure you're tight with this guy?

be tight with~「~と親しい」という意味です。

break out the ice

ジェシーはトゥコと話しています。

21'36"

ジェシー:Hey, man, yeah. I've heard a lot about you. ウワサは聞いてる
トゥコ:Break out the ice. 本題に入れ

break out the iceはそのまま訳すと「氷を割る」となります。
ここでは比喩的に、会話や質問などの「口火を切る」「きっかけをつくる」という意味です。

 

メスを受け取って金を払わないトゥコ。
ジェシーはスキニーピートにも金は前払いだと言います。

19'23"

ジェシー:You said this was cool, okay? Money for meth, cash up front.
スキニーピート:Don't front, dude, Tuco's good for it.

cash up front「前払い金」のこと。
また、frontには動詞で「~に前払いをする」という意味があります。

You got balls. / I'll give you that.

トゥコにボコボコにされたジェシーの代わりに、ウォルターは金を取りにトゥコの元に行きます。

3’41”

トゥコ:You got balls, I'll give you that. いい度胸だ 話は分かった
All right, all right. I'll give you your money. 了解だ 金は渡す

You got balls.とは「度胸がある」という意味のスラングです。
I'll give you that.は以前にも出てきましたが、「それは認めるよ」「それには同意する」という意味です。

まとめ

いかがでしたか?

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参考になれば幸いです☆