こんばんは!
Hello, everyone!
今回は「ウェントワース女子刑務所 」のシーズン1エピソード1から使える英語フレーズをご紹介します。
前回ご紹介したこのドラマでよく出てくる英語も合わせてご覧ください。
- シーズン1エピソード1「我が家が一番」のあらすじ
- ビーが入所してきた日のシーン
- 看守長がスタッフを集めて話をするシーン
- フランキーからドラッグの受け取りを命じられるビー
- ビーが独房に入れられるシーン
- 看守長とリズのやり取り
- 看守長とビー
- 食堂でのシーン
- ビーの回想シーン
- 暴動の中で
- まとめ
シーズン1エピソード1「我が家が一番」のあらすじ
主人公のビー・スミスは、DV夫への殺人未遂で刑務所に送られることになる
ただの主婦だったビーは、そこで新人としての洗礼を受けていく。
登場人物は、ボスのジャッキー、次のボスの座を狙うフランキー、フランキーの右腕ブーマー、世話係のリズ、子供の為なら何でもするドーリーン。
ビーは麻薬の受け取りを命じられたり、ボスに逆らって自分や娘のデビーに目をつけられることになる。
ビーが入所してきた日のシーン
ビーが刑務所に始めてやってきたシーンです。
next of kin
入所してきた際に看守から聞かれる質問の一つです。
3'29"
ジャクソン:Next of kin? 近親者は?
next of kinは法律用語で「最近親者」という意味ですが、日常会話ではあまり出てきませんので、こういう言葉があるということだけ覚えておけばいいでしょう。
ration / feel free to / cuppa
看守ベネットが、ビーに館内を案内しているシーンです。
6'10"
ベネット:There is a kettle. Coffee, tea.
The sugar is rationed, but feel free to,
you know, watch some TV and make yourself a cuppa in your free time.
rationは「(食料や燃料などの供給を)一定量に制限する」という意味です。
feel free toは「自由に~する」です。
cuppaは、イギリスやオーストラリアで「1杯のお茶(コーヒー・紅茶)」を指します。
cup ofの短縮形からきています。
roomie / give somone a heads up
H棟のボス的存在フランキーは、新人ビーを皆に紹介しています。
8'06"
フランキー:Got a new roomie, girls. Why don't you give her the heads up. みんな新入りが来たよ
roomieは ルームメイト(roommate)のことで、口語で使われます。
give somone a heads upは、「前もって知らせておく」という意味です。
heads upは注意喚起、警告のこと。
Why don't you give her the heads up.は、直訳すれば「彼女にあらかじめ知らせておこう」という意味になります。
ropes
ピアワーカーのリズはビーに、刑務所内での暗黙のルールを説明しています。
8'21"
リズ:And I'm here to show you the ropes ここでのルールを教えてあげる
ropesの主な意味はロープですが、ここでは複数形で「要領」、「コツ」という意味で使われています。
stark / make something one's own
リズはビーに部屋を案内してこう言います。
8'30"
リズ:It is a bit stark, but you'll make it your own. 何もないけど 自由に使って
starkは、「荒涼とした」、「飾りのない」という意味です。
make something one's ownは、「自分のものにする」です。
「飾り気はないけど、自分のものにしていいわよ」といったことです。
pinch
ドリーンがビーに尋ねます。
8'34"
ドリーン:What'd they pinch you for? 逮捕の理由は?
pinchはスラングで「~を逮捕する」、「~を刑務所に入れる」という意味です。
ciggy / walk on eggshells
ビーはある一言でドリーンを怒らせてしまいます。心配するビーにリズはこう言います。
9'06"
リズ:Don't take it personally. She's just given up her ciggies, and it's like walking on eggshells. 気にしないで 禁煙してから怒りっぽいの
take it personallyは「個人的な攻撃ととらえる」という意味です。
ciggiesはciggyの複数形で、cigaretteの略です。
スラングで「たばこ」という意味です。
walk on eggshellsは、卵の殻の上を歩く、つまり卵の殻を割ってはいけませんから「非常に用心して歩く」、「慎重に行動する」という意味です。
看守長がスタッフを集めて話をするシーン
スタッフを集めて、看守長は話をしています。
take up the slack / crystal meth
看守長はフランキーが仕切っているせいで、ドラッグが蔓延していると言っています。
12'22"
看守長:Yeah, that's because Doyle has taken up the slack. フランキーが仕切っているもの
看守長:But now she's bringing in crystal meth, which fucks everyone. 今度は覚醒剤の密輸よ
take up the slackは、「仕切る」、「他の人の代わりを務める」という意味です。
crystal methはスラングで「覚醒剤」のこと。
ride / rise to the challenge
フランキーを制圧しようとする看守長に、スタッフのエリカは反対します。
12'51"
エリカ:Ride her hard and she's gonna rise to the challenge.
Isn't it smarter to negotiate? 交渉した方が早いのでは?
rideは、人を「困らせる」、「悩ませる」、「苦しめる」と言った意味で使われています。
rise to the challengeは「困難にうまく対処する」です。
直訳すれば「彼女を困らせたら、挑戦してくる」ということです。
フランキーからドラッグの受け取りを命じられるビー
フランキーはビーを待っていたが一向に来ない。
探しに行くと電話の列に並んでいたのでフランキーは怒っている。
リズはビーをかばってこう言います。
14'18
リズ:Ease up, Franky. She's a newbie. And she's into blokes. 彼女はレズビアンじゃないわ
ease upは、「緩和する」、「和らげる」という意味です。
bloke イギリスやオーストラリアで「男性」、「奴」という意味のスラング。
アメリカでのguyと同じ意味。
You're on.
ビーはフランキーに脅されて、ドラッグの受け渡しのための面会に応じます。
そして、フランキーはこう言います。
18'15"
フランキー:You're on. 乗ったね
You're on.は、「話に乗った」、「承知した」という意味のフレーズです。
同意した時の意思表示を表す場合に使われます。
have a bit on the side
フランキーに言われて男と面会したビーに、ベネットは勘違いして言います。
21'19"
ベネット:I didn't think you were the kind to have a bit on the side. 浮気相手とは驚いたわ
have a bit on the sideは、「浮気をする」と言った意味です。
a bit on the sideは浮気相手のこと。
ビーが独房に入れられるシーン
麻薬の受け取りが看守に見つかり、独房に入れられたビー。
落ち込むビーに「屋上でタバコはどう?」と進めるジャクソン看守です。
grill / nothing to
ジャクソンとビーはタバコを吸いながら、屋上で話しています。
29'15"
ジャクソン:They'll keep grilling you. But that's nothing to what the women will do to you if you talk. 口を割ったら 仕打ちを受けるだろう
grillは、人を「厳しく尋問する」、「とっちめる」という意味です。
nothing to~は、「~にとって何でもない」、「大したことない」という意味です。
看守長とリズのやり取り
ピアワーカーのリズは看守長に呼び出されます。
Throw me a bone
ガサ入れで部屋を荒らされたリズ達は、看守長にこう言います。
29'50
リズ:Oh, come on, Mrs. Jackson. Throw me a bone! 私はあんたの力になろうと 努力している
throw someone a boneは下記のように定義されています。
to offer (someone) something that is not very important or valuable especially to stop complaints or protests
引用元:Merriam-Webster
つまり、「不満や抵抗を止めるために、それほど重要でないまたはそれほど価値のないものを提供すること」となります。
「ちょっと助けてよ」、「ちょっと譲ってよ」というように、「頑張ったご褒美に小さなぼ褒美を与える」というニュアンスでしょうか。
parole
看守長はリズに言います。
30'01"
看守長:That's your parole. (仮釈放よ)
paroleは「仮釈放」のことです。
brownie points
口を割ってくれたら保護観察官へいい報告をするわよという看守長に、リズはこう言います。
30'06"
リズ:I didn't come here for brownie points. 仲間のためを思って 面倒を見ているだけだ
brownie points(ブラウニー・ポイント)は、「人に取り入ることによって得る信用」、要は点数稼ぎみたいなものです。
元々は、ガールスカウトの低学年団員が良い行いをすることによって得る点数のことからきています。
看守長とビー
jog
次に、看守長は麻薬の黒幕が誰かを、再度ビーに聞き出そうとします。
30'39"
看守長:Jog your memory? 話す気に?
jogは、他動詞で記憶などを「呼び起こす」という意味です。
食堂でのシーン
食堂で新人のビーはボスのジャッキーに声をかけられます。
have a natter
ビーは食堂でジャッキーに誘われます。
33'15"
ジャック:Come and sit with me. We can have a natter. 一緒にどう?
natterはイギリス英語で「おしゃべり」、「うわさ話」のことです。
have a natterで「ぺちゃくちゃおしゃべりをする」となります。
feisty
ジャッキーのお茶を何度も入れさせる行為に反発したビー。ジャッキーはそこでこう言います。
36'16"
ジャッキー:Oh, we got a feisty one here, girls. 短気な子が入ったね
feistyは「怒りっぽい」、「短気な」という意味です。
ビーの回想シーン
ビーはリズ達と話していて、夫ハリーと娘デビーとのことを思い出してしまいます。
kept your promise / off the mark / getting someone down / top oneself
40'43"
デビー:But you kept your promise? 話したの?
ハリー:I told them they were well off the mark. 見当違いだと伝えたよ
I said I was stressed at work, it was getting me down,so I tried to top myself.
ストレスが原因で 自殺しようとしたってね
keep one's promiseは、「約束を守る」という意味です。
off the markは、推測などが「的外れで」、「間違った」という意味です。
wellは副詞でoff the markを強調しています。
get someone downで、人を「落ち込ませる」、「しょんぼりさせる」 という意味です。
top oneselfは、「自殺する」といったフレーズです。
topは「~を超える」で「自らを超える」、つまり「自殺する」となります。
lay into
リズは察知してビーにこう聞きます。
41'06
リス:How often did he lay into you? 夫から暴力を?
lay intoで、「~に殴りかかる」、「~を非難する」です。
stand up to
食堂でジャッキーに逆らったビーに、リズはこう言います。
41'46"
リズ:You shouldn't have stood up to Jacs like that. ジャックスに逆らうなんて
stand up toは「~に抵抗する」、「~の言うことを拒否する」という意味です。
暴動の中で
フランキーはついにジャッキーに抗争をふかっけます。
しかし、ジャッキーの部屋でフランキーはジャッキーとその仲間に捕まってしまいます。
swagger
ジャッキーはフランキーにこう言い放ちます。
45'01"
ジャッキー:Girls like you come in with your swagger and your youth.
But, underneath, you're just a scared little girl. 本当は怖がりな少女なのに 威勢を貼張っちゃって
swaggerは「威張ること」です。
まとめ
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