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【海外ドラマで英語学習】「トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン」から学ぶ英語フレーズS1E1

【海外ドラマで英語学習】「トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン」から学ぶ英語フレーズS1E1

引用元:Amazon.co.jp

みなさん、こんにちは!
Hello, everyone!

今回から「トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン」から使える英語をご紹介します。
(*以下「CIA分析官 ジャック・ライアン」にタイトルを省略化しています。)

このドラマはトム・クランシー原作の世界的ベストセラー小説「ジャック・ライアン」シリーズをドラマ化した作品です。

2018年8月31日からAmazonプライムビデオで配信が開始されて現在シリーズ3まで配信中です。

最終シーズンとなる4は製作が決定しているそうです。

今回ご紹介するのはシーズン1エピソード1です。

それではLet's get started!

「CIA分析官 ジャック・ライアン」シーズン1のあらすじ

CIAの分析官としてデスクワークをこなすジャック・ライアンは、イエメンでイスラムのテロリストの仕業と思われる不審な資金の流れに気づく。

ライアンは新任上司のジェームズ・グリーアに、すぐにテロリストの口座凍結をしてほしいと訴えるが拒否される。

しかし、ライアンは独自の判断で口座を凍結してしまう。

すぐにイエメンでテロリストのメンバーを拘束したと報告があり、グリーアはジャックを連れて尋問のためにイエメンに向かうことになった。

尋問した相手こそがテロ組織の首謀者スレイマンだったが、逃げられてしまう。
そこからグーリアとライアンは協力しながら、アメリカとその同盟国を狙うテロ組織を追い詰めていく。

「CIA分析官 ジャック・ライアン」シーズン1エピソード1から学ぶ英語フレーズ

go to bat for~

グリーアは上司ネイトの口利きでT-FADの主任になります。

7'14"

ネイト:I went to bat for you. 私の口利きだ
ネイト:Don't fuck me on this. ヘマをするなよ

go to bat for~は、「~を助ける」「~の味方をする」「~の力になる」という意味です。

元々は野球用語で「~の打席に立つ」「~の代打に出る」といった意味で使われていました。

go around the table

グリーアがT-FADの主任になった初日、メンバーに始めて顔を合わす場面です。

7'51"

グリーア:Why don't we go around the table, 順番に自己紹介を
just stand up, introduce yourselves, and tell me what you're working on. 名前と担当を教えてくれ

直訳すると「テーブルの周りを回る」という意味になりますが、みんなでテーブルの周りを回るのではありませんよ。

go around the tableとは「順番に一言ずつ発言する」という意味になります。

会議などでテーブルを囲んで座っている際に、どちらかの方向に順番に発言するという場合に使われます。

shell

資金の怪しい流れに気づいたライアンは、グーリアに説明しています。

18'17"

ライアン:This is a shell. ダミー会社です

shellは「貝殻」や「殻」という意味でよく知られていますが、他にも「見せかけ」「うわべ」という意味があります。

ここでは「幽霊会社」「ダミー会社」のことになります。

That ship has sailed.

ライアンはグーリアの許可なしに勝手に口座を凍結してしまいます。それに気づいたグーリアはライアンを呼び出して怒りをあらわにします。

25'50"

ライアン:Listen, if you're worried about this blowing back on you, don't. 主任に迷惑はかけません
ライアン:Okay? I'll take full responsibility. 責任は僕が取ります
グーリア:Oh. Is that what you think? 私だけの問題だと思うのか?
グーリア:That I'm trying to protect my career? Look around. That ship has sailed. 全員に影響する

That ship has sailed.とは「船は出航した」つまり「乗り遅れたのでもう手遅れだ」という意味です。

あるアイデアや計画に対して、遅すぎたりタイミングを逃したりした場合に使われる表現です。

「もう後戻りすることはできない」というニュアンスが含まれています。

cut bait

先程の会話の続きです。

26'23"

What do you think he does when he finds out a state entity has frozen his bank account? CIAに口座を凍結されたと彼が気づいたら?
グーリア:He cuts bait and you get nothing! まんまと逃げられる

cut baitとは他の物を追い求めるために「諦める」という意味です。

To give up on something in order to pursue something else.

引用元:Wiktionary

CIAに口座を凍結されたと分かれば諦めるだろう。そうなればもう後を追うことが出来ないと言っているのです。

which way the wind is blowing

ライアンは元上司ジョーから話があると言われます。聞いてみると北朝鮮に関する国務省の情報がほしいと言うのです。

33'00"

ジョー:I'm not asking for top secret info. I'm asking which way the wind is blowing. 最高機密をよこせと言ってるわけじゃない

which way the wind is blowingとは直訳すると「風がどちらの方向に吹いているのか」となります。

つまり比喩的に「事態の進展状況を知る」「世間の動向を知る」という意味になります。

If a person tries to discover which way the wind blows/is blowing, they try to discover information about a situation, especially other people's opinions, before they take action: 人は行動を起こす前に、状況に関する情報、特に他人の意見を知ろうとする

【例文】I think I'll see which way the wind is blowing before I vote at the board meeting. 理事会で投票する前に世間の動向を知ろうと思う

引用元:Cambridge Dictionary

interrogation

ライアンとグーリアがイエメンに到着すると、CIAの秘密工作員マティスが出迎えてくれました。

39'30"

マティス:This is Captain Achmed. He's gonna be running the interrogation. アフメド大尉が取り調べをする

interrogation「尋問」のことです。
このエピソードだけでも何度か出てくるので覚えておきましょう。

取り調べをするはrun an interrogationまたはconduct an interrogationと言います。

まとめ

いかがでしたか?

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参考になれば幸いです☆