海外ドラマオタクの本当に使える英語

英語は使えなければ意味がない!洋画や海外ドラマから本当に使える英語をご紹介しています!

【海外ドラマで英語学習】「スノーピアサー 」 S1E7

引用元:Rotten Tomatoes スノーピアサー snowpiercer

引用元:Rotten Tomatoes

こんばんは!

今回は、Netflixで放映中の海外ドラマ「スノーピアサー」シーズン1エピソード7から使える英語をご紹介します。

元刑事役レイトンにダヴィード・ディグス、接客係メラニーにジェニファー・コネリーが出演しています。

それではLet's get started!

「スノーピアサー」シーズン1エピソード7で学ぶ英語フレーズ

be spoken for

ノーランがルースをランチに誘っている場面です。

34'06"

ノーラン:I wonder if you'd like to go for lunch. ランチでもどうかな
ルース:Uh... それは
ルース:I would like that. 喜んで
ノーラン:How is today? If your day off isn't spoken for. 今日は?もし先約がなければ
ルース:Today would be great. 都合はいいわ
ノーラン:Then it's a date. デートだ

be spoken forは、主語が人なら「交際中である」「婚約している」、主語が物や場所などであれば「予約されている」「注文されている」という意味になります。

台詞ではyour day off「あなたの休日」が主語になっているので、直訳すると「休みが予約されてなければ」ということです。

lay down one's lives / throw oen's weight behind

逃亡中のレイトンはオードリーに会いに行き、3等車の協力が必要なので協力してほしいと頼みます。

31'45"

レイトン:You know the labor networks, okay? I need to meet a few key people. 労働者層の主要人物に会いたい
オードリー:You're asking them to join an insurrection, to lay down their lives? 命がけの反乱に 加われと頼む?
レイトン:Yes, I am. そうだ
レイトン:I need trustworthy, train-smart leaders who can help bring others to the table. 信頼できるリーダーがいれば仲間も集まる
オードリー:Why should we throw our weight behind you? You're on the run. You're a liability. 逃亡者に協力しろと言うの?
レイトン:I know, Audrey. 俺には手札がある
レイトン:I got a very small window, but I got more pieces than I ever thought possible. 限られた中で予想以上の情報を得た
レイトン:I need you to help me move Third. 3等客の力が必要だ

*insurrection 反乱、暴動
 on the run 逃亡中で
 liability 不利になる人

lay down one's lifeは、「命を捨てる」「命を犠牲にする」という意味です。

throw one's weight behindは直訳すると「~の後ろに体重を投げる」ですが、「~を支援するために、自分の地位や権力を利用する」という意味になります。


ここでのweightは「体重」ではなく存在や言葉などの「重要性」、「影響力」という意味です。

つまり「影響力を後ろ盾にして誰かを支援する」ということです。

steal one's thunder

先述の会話の続きです。オードリーは血を流すのは避けたいのでストで戦うと言います。レイトンはオードリーにこう言います。

31'08"

レイトン:Yesterday's crisis stole your thunder? 昨日の危機でくじけた?
レイトン:Mine, too. 俺も同じだ
レイトン:That was Melanie Cavill. メラニーだったんだ

steal one's thunderとは「~の手柄を横取りする」「~のお株を奪う」という意味のフレーズです。
直訳すると「雷を盗む」ですが、これでは意味が全く分かりませんよね。

steal one's thunderは、雷の効果音を出す方法を考案した作家のジョン・デニスの言葉が由来です。

ジョンがこの方法を初めて使った劇は大失敗しました。
その後「マクベス」で彼の考案した雷の効果音が使用された時に、彼は「私の劇を持たずに、私の雷を盗むとは。」と言ったそうです。(Wiktionaryより)

in a nutshell

ノーランとランチを楽しんでいるところへ、1等客のロバートが現れてこう言います。

25'38"

ロバート:Ruth... ルース
ロバート:in a nutshell, a number of passengers feel that Melanie has too much power, too much influence with Mr. Wilford. 大勢の乗客が感じてる メラニーは氏に対して影響力を持ちすぎてると

in a nutshellとは「手短に言うと」「簡単に言うと」という意味のフレーズです。
「ナッツの殻(nutshell)に収まるくらい小さくまとめると」ということです。

rat out / play favorites

清掃係のテレンスはレイトンと話しています。

13'25"

テレンス:Melanie Cavill came asking about you today. メラニーがお前を捜してた
レイトン:What'd you tell her? 何と答えた?
テレンス:That, uh, if I saw you, I'd rat you out. もし会ったら 引き渡すと言っといた
レイトン:So? それで?
テレンス:Come on. I'm not gonna play favorites. よせよ 俺はどちらにもつかない

rat ~ outは、スラングで「~を密告する」という意味です。

play favoritesとは「えこひいきする」という意味です。
この場合のfavoritesは複数形になり、目的語を持ってくる場合には後ろにwithをつけて、play favorites with~となります。

まとめ

いかがでしたか?
「スノーピアサー」はNetflixで現在3シーズンまで配信中です。

参考になれば幸いです☆