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【映画で英語学習】「ターミナル」に出てくる英語フレーズをご紹介!

引用元:amazon.co.jp ターミナル

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こんばんは!

今回は、映画「ターミナル」から英語を使えるフレーズをご紹介します。
英語学習者へおすすめの映画としてよく取り上げられている作品です。

それではLet's get started!

あらすじ

ターミナル(原題:The Terminal)は、2004年公開のアメリカ映画です。

クラコウジア*1からニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港のロビーに降り立ったビクターは、母国のクーデターによりパスポートが無効になり出国出来なくなります。

空港ターミナルに閉じ込められてしまったビクターが、ターミナルで働く人々と交流を交わし、話せなかった英語を少しずつ習得していく心温まるストーリー。

また、フライトアテンダントとの恋愛模様も描いています。

スティーヴン・スピルバーグ監督、トム・ハンクス出演、キャサリンゼタジョーンズがフライトアテンダント役で出演している。

英語難易度

主人公の英語が片言なので、英語初心者に向いています。
空港がメインの舞台なので、実用的な英語表現が学べます。
ターミナルで働くスタッフの中にインド出身の男性がいたり、様々な英語アクセントを聞くことが出来ます。

空港での入国審査の場面

空港で使える会話の例があります。
目的の空港に到着したらまず税関を入国審査です。
入国審査官がパスポートとヴィザを確認して簡単な質問をします。

入国審査官:What is the purpose of your visit? 訪米の目的は?
入国審査官:Business or pleasure? 仕事?観光?
客:Just visiting, shopping. ショッピングよ

滞在の期間も聞かれます。

入国審査官:How long will you be staying in the United States? 滞在の期間は?     

帰りのチケットを提示します。

入国審査官:Could I see your return ticket? 帰りのチケットを

無事通過できたら

入国審査官:Enjoy your stay. Next. 良い滞在を 次の方

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フランクがビクターに入国出来ないことを説明する場面

keep the change

ビクターが覚えた始めに覚えたフレーズです。

ビクター:Keep the change. 釣りはいりません

changeは「お釣り」、keepは「取っておく」という意味で、「お釣りは取っておいてください」ということです。

in a nutshell

税関国境保護局主任のフランクは、ナボルスキーに次のように説明します。
彼のパスポートは、クラコウジアで起こったクーデターにより使用停止措置が取られ、それに伴い米国国務省は入国ビザを取り消したのです。

フランク:That's it in a nutshell, basically. 要約するとそういうことです

that's itは話を終える時に使うフレーズで「それで全部だ」、「それでおしまい」という意味です。

in a nutshellとは、「一言で言えば」、「極めて簡単に」という意味です。
nutsshellは元々「ナッツの殻」で、in a nutshellはナッツの小さな殻に入るほどとても簡単にというニュアンスになります。

The Big Apple

フランクがビクターにクラコウジアの現在の状況をポテトチップスとリンゴで表現しようとする場面で、リンゴを出すと、ビクターはBig Appleと言います。

The Big Apple「ビッグアップル」は直訳すると「大きなりんご」になりますが、アメリカのニューヨーク市の愛称です。

ジャズのメッカとして知られているニューヨークのことを、ジャズマンが使い出したのが始まりなど諸説あります。

unacceptable

unacceptableは、この映画「ターミナル」で何度も出てきますが、unacceptable「受け入れられない」要は「入国不可」という意味になります。

フランク:You are at this time simply...unacceptable. 言い換えるなら "入国不可"なのです

Uncle Samって誰の事?

Uncle Sam イメージ

引用元:Wiki Uncle Sam イメージ 

「ターミナル」では、何度かUncle Samという言葉が出てきます。
サムおじさんという意味ももちろんありますが、ここでは「アメリカ合衆国政府」や「アメリカ市民」のことを指しています。

Uncle SamはUnited Statesの頭文字をとって使われるようになりました。

シーン1

フランクは何とかビクターが出国出来るように対応するとビクターに言います。

フランク:Uncle Sam will have this sorted out by tomorrow, and welcome to the United States. Almost. 明日までにすべてが解決して 入国できるでしょう なんとかね

シーン2

中々出国出来ず空港に住み始めているビクターを何とか出国出来るようにしようとフランクは策を練ります。
フランクは、例えばクラコウジアに対する「恐れ」など何でもいいから「恐れ」を申告すれば出国出来ると言います。

フランク:It doesn't matter what you're afraid of. It's all the same to Uncle Sam. 手続き上 それは何でもいいんです

シーン3

薬をカナダへ持ち込もうとする乗客を助けたビクターに、フランクはこう言います。

フランク:Do you think I need an excuse to put you back in that cell to keep you there for five years? 5年間拘留されたいのか?
You go to war with me, and you go to war with the United States. アメリカを敵にしたいのか?
Then you'll know why Krakozhians wait in line for cheap toilet paper while Uncle Sam wipes his ass with Charmin two-ply. だから お前の国は いつだって トイレットペーパーさえないんだ

wait in lineは「列に並ぶ」。
Charminはトイレットペーパーのブランド。
two-plyは「2枚重ね」のこと。

ビクターがアメリアを食事に誘う場面

ビクターはアメリアを食事に誘おうとスーツを買って、台詞の練習をします。eat to biteではなく、bite to eatを何回も練習するにも関わらず、本番でeat to biteと言ってしまいます。

ビクター:Amelia, would you like to get eat to bite? 僕と一緒に軽い食事をどう?
Bite to eat? Cantaloni? 軽い食事をどう? カンタロネでも?

a bite to eatで少量の軽食で、have や grabの動詞が一緒に使われ、grab a bite to eat, have a bite to eatと言います。

ビクター:Amelia, would you like to have eat to bite 僕と一緒に軽い食事をどう?

ビクターは、have a bite to eatと言いたかったのでしょう。
でも通じてますね。

まとめ

以上、映画「ターミナル」から使える英語フレーズのご紹介でした。
参考になれば幸いです☆

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*1:架空の国です