こんばんは!
Hello, everyone!
今回は、2019年にAmazonプライムビデオで放映された恋愛ドラマ「モダン・ラブ」(原題:Modern Love)のシーズン1エピソード3をご紹介します。
「モダン・ラブ」は、ニューヨーク・タイムズに掲載されたコラムに基づいて製作されたドラマで、シーズン1はニューヨークを舞台に独立した8つのエピソードから構成されています。
それでは、Let's get started!
- 「モダン・ラブ」 第2話 ありのままの私を受け入れて
- craving for
- can't get any better / spy
- buoy / Dutch courage / real deal
- hakering
- go off
- topsy-turvy / on
- match
- kick off
- knack / bout
- forensic / burn the midnight oil
- you name it
- mood-wise
- まとめ
「モダン・ラブ」 第2話 ありのままの私を受け入れて
エピソード3のタイトル「ありのままの私を受け入れて」の原題は"Take Me as I Am, Whoever I Am"で、直訳すると「ありのままの私として(as I am)、どんな私でも(私が誰であっても)(whoever I am) 受け入れて」ですね。
弁護士のレキシーは、15歳の頃から重度の双極性障害(躁うつ病)を患っているが、誰にも話したことがなく一人で悩んでた。
学生の頃は何とかやり過ごしてきたが、恋人とも上手くいかず、仕事は欠勤の多さから幾度となく首になってきた。
今回の仕事を首になって、同僚のシルビアに初めて自分の病気を告白する。
ちなみに双極性障害は、bipolara disorderといい、ドラマの中でも出てきますが略してbipolarと言います。
craving for
レキシーは、スーパーでの出来事を思い出しています。
2'29”
レキシー:I'm in a supermarket, years ago, looking for some peaches. Like, a craving for peaches. 数年前のこと 桃を買うために スーパーへ行った
crave forは、「~をとても欲しがる」、「~を切望する」という意味です。
台詞のcraving for peachesは、「桃が欲しくてたまらないこと」です。
食べ物で言えば、「無性に~が食べたい」といったニュアンスです。
食べ物以外にも物事にも使えます。
can't get any better / spy
3'12"
レキシー:And then, when I thought my mood couldn't get any better, I spied...vegetable counter. 幸せ気分が頂点に達した時 私は見つけた 野菜コーナーよ
can't get any betterは、「これ以上良くなりようがない」、つまり「最高である」ということです。
when I thought my mood couldn't get any betterは、直訳で「気分が最高になったと思った時」となります。
spyは探偵を意味する「スパイ」ですが、ここでは動詞として使われていて「偶然目にする」、「見掛ける」という意味になります。
buoy / Dutch courage / real deal
3'39"
レキシー:Guys aren't buoyed by Dutch courage or high on cocaine. 酔っ払いやハイな人もいない
Men are the real deal in here. まともな男性ばかりだわ
buoyは「浮かせる」、「元気づける」
Dutch courageとは、「酒に酔った勢いで出る勇気や元気」
語源は、オランダ人がお酒のジンをよく飲む習慣から来たものと言われています。
real dealとは、「本物」、「半端でない」、「タダ者ではない」という意味です。
つまり台詞を直訳すれば、「酒に酔った勢いで元気づいたりコカインでハイになっている男性じゃなくて、正真正銘の男性だわ。」ということです。
hakering
4’05”
ジェフ:I had a hankering for a fruit salad, but, um, not preprepared. 新鮮な素材でフルーツサラダを作るんだ
hankeringは「切望」、「渇望」という意味です。
have a hankering forで、「~を切望する」、「~が欲しくてたまらない」です。
go off
4'11"
レキシー:Because there's so much waste, because you have to buy, like, one of everything, and then, by the time you want fruit salad again, everything's gone off just a little bit. もったいないわ 材料を一つずつ買ったら 食べきれずに腐る
go offは、食料品が「腐る」、「悪くなる」という意味です。
rotten, go badなども同じ意味になります。
topsy-turvy / on
レキシーはラッパーがバンドを未払いで訴えた案件についてめちゃくちゃだと言っていますが、担当を任されました。
8'39"
レキシー:It's so topsy-turvy. They want me on it? めちゃくちゃよね 私を担当に?
topsy-turvyは、「位置や順序などが逆さまの」、「事態や状態がめちゃくちゃの」という意味です。
onは、「~に従事して」です。
match
スーパーで男性に出会ったと話すレキシーに、シルビアはミュージシャンの彼とはどうなったの?と聞いています。
9'17"
シルビア:I thought you were seeing that musician guy.
レキシー:I was. It wasn't a match. 運命の人じゃなかった
matchは、ここでは「結婚相手」という意味です。
kick off
レキシーは、双極性障害になったきっかけについて話しています。
10'51"
I don't know what kicks it off. きっかけは不明
kick off~は、「~を始める」です。
台詞は、直訳で「何がそれ(ここではレキシーが抱える問題のこと)を始めたのかは分からない」となります。
knack / bout
16'44"
レキシー:This is where I figured out the knack for living with this. I could make up for it with intense bouts of productivity. 私は結果さえ出せば 空白を埋められると知り
knackは、「才覚」、「こつ」、「要領の良さ」のことです。
boutは、「一時的な病気や発作が続く期間」のことです。
台詞を直訳すると、「これが私が生きていくコツを見出した場所だ。強烈な生産性を出している期間で埋め合わせをすることが出来る」
forensic / burn the midnight oil
17'38"
レキシー:they all realized my forensic attention to detail, burning off gallons of midnight oil when I'm on a case, 緻密な仕事ぶりや 残業も嫌がらない姿勢は どこへ行っても認められた
forensicは「法医学の」という意味です。
burn the midnight oilは、「夜間にオイルを燃やす」つまり「夜遅くまで働く」、「勉強する」ですが、台詞はフレーズが変形したものと思われます。
昔の人たちがオイルでランプをともしたことが由来と言われています。
gallons of~は、「大量の~」のです。
gallonは「ガロン」で単位のひとつです。
you name it
17'48"
Over the course of all this was the countless couches--the analysis, the electroshock therapy,the cognitive behavioral therapy,the drug therapy, you name it. もちろん精神科医に相談していた ショック療法、認知行動療法、薬物療法...片っ端から試した
you name itとは、「ありとあらゆるもの」、「何もかも」という意味のフレーズです。
mood-wise
レキシーが、双極性障害のことをシルビアに告白している場面です。
30'14"
シルビア:So where are you right now, mood-wise? 今の気分はどうなの?
~wiseで、「~的には」、「~に関しては」という意味になります
mood-wiseで、「気分的には」と訳すことが出来ます。
例えば、costwise「コスト的に」、namewise「名前的に」など色々使えます。
まとめ
いかがでしたか?
モダン・ラブは、Amazonプライムで配信中です。
一話完結の心温まるラブストーリーが詰まっています。
是非、実際に台詞を聞いて確認してみてください。
以上、参考になれば幸いです☆