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【映画で英語学習】「ラ・ラ・ランド」から学ぶ英語フレーズ

引用元:LIONSGATE

引用元:LIONSGATE

Hello, everyone!

今回は、2016年のアメリカ映画「ラ・ラ・ランド」から使える英語フレーズをご紹介します。

ライアン・ゴズリング&エマ・ストーン主演で描かれたミュージカル映画です。

アカデミー賞で史上最多14ノミネート、うち6部門で受賞、その他にも多数の賞を受賞した映画です。

映像がとても美しく、個人的にミアのファッションが素敵だと思いました。

それでは、Let's get started!

目次

 

ラ・ラ・ランドのご紹介

ラ・ラ・ランドとは、どういう意味か知っていますか?

La La LandのLaは、ロサンゼルス(Los Angeles)が由来と言われています。

映画の街ハリウッドがあるロサンゼルスは、夢追い人が集まることから、「陶酔して現実離れしている状態」や「おとぎの国」を表します。

また、日常会話では、「ぼんやりしている」、「自分の世界に入っている」と言う意味で使われます。

(例文)Are you listening to me? You must be in la-la land again. 聞いてる? また自分の世界に入ってるんじゃないの。

ストーリー

女優を目指すミアは、映画スタジオのカフェで働きながら、オーディションを受けているが落ちてばかり。

ある日、ミアはジャズバーから聞こえるピアノに引き寄せられるように入っていくと、セブがピアノを演奏していた。

ジャズが嫌いだったミアだが、いつか自分の店を持ち、大好きなジャズを思う存分演奏したいと願うセブに惹かれ、やがて二人は恋におちた。

しかし、セブが店の資金作りのために入ったバンドが成功したことから、二人はすれ違いはじめる。

youtu.be

英語レベル

セブとミアの話すスピードが早く、会話がオーバーラップしている箇所もあり、聞き取りにくいところがあるかも。

しかし、難しい単語は出てきません。

ミュージカル映画ということもあり、ソングパートも多いので楽しみながら見れるでしょう。

get serious

まともな生活をしていないと思っているセブの姉ローラが、セブに女性を紹介しようとやってきます。真面目にとりあおうとしないセブに、姉は苛立ちを隠せません。

ローラ:Get serious! マジメに
セブ:"Get serious"? マジメさ 姉さん
セブ:Laura... I had a very serious plan for my future. 俺には将来の計画がある
ローラ:I know.
セブ:It's not my fault I got shanghaied. でも騙されたんだ
ローラ:You didn't get shanghaied. You got ripped off! 違うわ カモにされたのよ
セブ:What's the difference? どう違う?

get seriousは、「ふさげないで」「本気になる」「真面目になる」という意味です。

映画の中では、姉は本気でセブの事を心配して言っているのに、真面目に聞いてくれないので「ふざけないでまじめに聞いて!」という意味で言っています。

shanghai

shanghaiは動詞として、「泥酔させて船に連れ込んで無理やり上海航路の水夫にする」「意思に反して連れていく」、「人を騙して~させる」、という意味があります。

しかしあまりいい意味ではないので、上海の人にとっては気持ちいいものではありませんよね。

なぜ、shanghaiが使われるようになったのでしょうか。
かつて上海では、船乗りを集めるのに合法的ではない手段を使ったいたことが由来のようです。

映画の中では、I got shanghaied. 「騙された」という意味です。

rip off

rip offは、「騙し取る」、「盗む」という意味です。
ニュアンスとしては、「ぼったくる」、「パクる」といったところです。

映画の中では、You got ripped off. カモにされたとなっていますが、ぼったくられたという意味です。

save the day

パーティー会場で、ミアは早く帰りたいが、男性がしつこく話しています。
セブはミアを救ったあと、二人で歩いています。

ミア:Thank you for saving the day back there. さっきはありがとう
セブ:Well, you didn't really give me much of a choice. 半ば強制的だった
ミア:It's pretty strange that we keep running into each other. 何度も偶然に会うなんて
セブ:It is strange.  不思議だ 
ミア:Maybe it means something. I doubt it. 意味が ないわ
セブ:Yeah, I don't think so.

save the dayは、「トラブルや困難から間一髪のところで救う」という意味です。
save my dayということも。

誰かに助けてもらったら、Thank you! You save the(my) day!と言ってみましょう。

run into~

run into~は、「~に偶然出会う」、「~と出くわす」という意味です。

映画の中では、セスとミアが何度も偶然出くわしていることから、
It's pretty strange that we keep running into each other. 「お互いが偶然出くわし続けるなんて、かなり不思議ね」ということです。

(例文)I ran into my friend at a party. パーティーで友人と出くわした

I doubt it.

ミアは偶然出会うのは何かあるかもと言いかけて、I doubt it. 「それは疑わしい」と言います。

doubt「疑う」という意味です。

(例文)Do you think he’s gong to be in time? 彼は間に合うと思う?
I doubt it. He's always late.  どうかな。彼はいつも遅刻するから。

get out of the way

ミア:I should probably tell you something now, just to get it out of the way. 一つ言っとくわ
セブ:Mmm-hmm? 
ミア:I hate jazz. 私はジャズが嫌いよ
ミア:Are you okay? 大丈夫?
セブ:What do you mean, you hate jazz? どういう意味だ?
ミア:It just means that when I listen to it, I don't like it. 好きじゃない
セブ:Yeah, but it's such a blanket statement you don't like jazz. 乱暴すぎる発言だ

get out of the wayは、「片付ける」「めんどくさい事を終わらせる」「はっきりさせる」という意味です。

映画では、直訳すると「今あなたに言っておくことがあるの。はっきりさせておくために。」

blanket statement

ジャズが嫌いと言うミアに対して、セブがそれはblanket statementだと言っています。

blanket statementは、「一般的で包括的な声明、表現」のことです。
物事や人に対して、こういうものだ、と決めつけている表現のことです。

例えば、「黒人は皆歌が上手い」、「アメリカ人は皆陽気だ」などという内容に対してblanket statementと言えるでしょう。

その他の単語

  • hate 大嫌い  don' likeよりも強い意味合いなので、使う時は注意しましょう。

save up

ミアが電話で、両親にセブの事を話しています。 

ミア:He's saving up, I think. きっと貯金が
No, he doesn't have a steady gig. レギュラーの仕事はないわ
But he's figuring it out, it's just been a little tricky lately. 最近は厳しいから

saveは目的があろうとなかろうと「お金を溜める」、save up「(ある目的のために)お金を溜める」という意味の違いがあります。

その他の単語

  • gig 演奏会
  • tricky 難しい、複雑な
    日本語のトリッキーとは、ニュアンスが違い、「注意や時間・手間が必要だったり、一筋縄ではいかないようなこと」とさします。

Surprise!

セブ:I thought... Surprise. いや サプライズだ
セブ:Gotta leave first thing in the morning, but I just had to see you... また朝 立つけど会いたくて
セブ:It's so nice to be home. 家はいいな
ミア:I'm so glad you're home. うれしいわ
セブ:How's the play goin'? 舞台は?
ミア:Um... I'm nervous. 不安よ
セブ:You are? Why? - Mmm-hmm. 不安? 何故?
ミア:Because what if people show up'? もし観客が来たら?
セブ:Piece of caca. クソだ
(中略)
セブ:You should come. 来いよ
ミア:To Boise? ボイシヘ?
セブ:Yeah, you can knock that off your bucket list. 何もかもやめて
ミア:Oh, that would be... really exciting. I wish I could. それって できたら最高

サプライズパーティとは、「本人に内緒で開くパーティの事」。
最近は、日本でもなじみのある言葉ですよね。

賭け声も、Surprise!と言います。

I'm nervous.

I'm nervous. は、「緊張している」「不安でドキドキしている」という意味です。

映画の中では、ミアは舞台を前にして、不安でドキドキしているということです。

(例文)I have a presentation tomorrow. I can't sleep because I'm nervous. 明日プレゼンがあるんだ。緊張で眠れない。

what if~

what if~はいくつか意味ありますが、ここではよく使われる「もし~ならどうなる?」という意味をみておきましょう。

状況によって省略されている語句は変わりますが、ここでは、What am I going to do if~ 「〜が起こったら私はどうするの?」やWhat should I do if「〜が起こったら私はどうしたらいいの」という語句を入れて考えると分かりやすいかと思います。

knock off

knock offは、「(仕事などを)中断する、やめる」と言う意味です。

bucket list 

bucketとはバケツのこと。

bucket listバケツリスト)とは、「死ぬ前にやっておきたいことや達成したいことを書き出したリストのこと」です。

kick the bucketというフレーズがあり、「死ぬ」、「くたばる」になります。
首つり自殺をするときにバケツ(bucket)の上に乗り、首をロープにかけてからバケツを蹴っ飛ばすことが由来です。

bucket listもここからきているようです。

I wish I could.

I wish I could.は、「実際には出来ないが、出来ればいいのに」と言う意味で使われます。

その他の単語

  • show up 現れる、姿を見せる
    「誰かが待っている場所に姿を見せる」というニュアンスで使われることが多い。
  • caca (赤ちゃん言葉で)ウンチ

make it up to 

ミアの自作舞台に間に合わなかったセブ。しかも、ミアの舞台は観客も少なく、さんざんだった。

セブ:I'm gonna make it up to you. Let me make it up to you, okay? 埋め合わせを 何かさせてくれ
セブ:I don't blame you for not wanting...
ミア:It's over. 終わりよ
セブ:What is? 何が?
ミア:It's over. 終わったの
セブ:What?
ミア:All of this. 何もかも
ミア:m done embarrassing myself. I'm done, I'm done. 恥をかくのは終わり ここまでよ

make it up to は、「埋め合わせをする」という意味です。
ミアの舞台をすっぽかしたセブは、埋め合わせをさせてほしいと懇願しています。

映画やドラマでもよく出てくるフレーズなので、make it up to youとそのまま覚えておきましょう。

it's over

it's overは、「もうおしまい」、「もう終わった」と言う意味で、物事が既に終わってしまっている時に使います。

I'm done

I'm done.は、「終わった」「済んだ」「できた」「へとへとになった」
「消耗し尽くした」「疲れた」「もうやめた」と色々なシチュエーションで使います。

映画の中では、ミアは「半ばもう疲れた、もう嫌になった」というニュアンスで、「終わった」と言っています。

not good enough 

ミア:Because maybe I'm not good enough! 私は才能がない
(中略)
ミア:Maybe I'm one of those people that has always wanted to do it, きっと女優に憧れていただけ
ミア:but it's like a pipe dream for me, you know? 叶いもしない夢を追いかけてた

not good enoughは、「不十分だ」、「力不足だ」と言う意味です。
not enoughとも言います。

映画の中でミアが言っているI'm not good enough.は、直訳すると「私は力不足だ」ということです。

反対に「十分だ」という場合は、enough,  good enoughと言います。

(例文)Do you want more cofee? もっとコーヒーいる?
This is good enough. もう十分だ。

pipe dream

pipe dreramとは、「非現実的な考え」、「かないそうもない夢」のことを言います。

この pipe(パイプ)は、アヘンの吸引に用いるパイプを指しているそうです。
アヘン吸引者が見るような幻想という意味が転じて、非現実的な考えを指すようになりました。

まとめ

いかがでしたか?

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