Hello, everyone!
今回は、2017年のアメリカ映画「ベイビー・ドライバー」から使える英語フレーズをご紹介します。
見どころの一つは、の何と言っても主人公ベイビーのカーチェイスシーン。
車が好きな人もそうでない人も楽しめる映画です!
それでは、Let's get started!
目次
- 「 ベイビー・ドライバー」のご紹介
- retarded
- banana
- errand(s)
- pick up ①
- pick up ②
- hit me.
- go up
- fool around
- bail on
- face the music
- まとめ
「 ベイビー・ドライバー」のご紹介
天才的なドライビングテクニックをもつ通称ベイビーは、その才能を買われ犯罪者の逃走を手助けする「逃がし屋」をしていた。
ベイビーは、幼い頃の事故の後遺症で耳鳴りに悩まされていたが、常に音楽を聴くことで耳鳴りが消えて、驚くべき運転能力を発揮することが出来た。
ある日、ウェイトレスのデボラと出会い恋に落ちたベイビーは、犯罪組織から足を洗うことを決める。
しかし、ベイビーを失う事は大きな損失になると考えたボスは、そう簡単に許さなかった。。。そこでデボラを脅しの材料にして、ベイビーを新たな犯罪に誘う。
主人公ベイビーのカーチェイスシーンは、最大の見どころ。
特に冒頭6分のカーチェイスは圧巻!
英語レベル
スラングが多いので中級レベル。
しかし、内容がシンプルな上、激しいカーチェイスシーンとノリノリの音楽とともに楽しみながら英語が勉強出来ます。
retarded
バディ:No, Doc, I mean is he, uh, retarded? ドク 奴はトロいのか?
ドク:"Retarded" means slow. Was he slow? トロかったか?
retarededは、本来「知能の遅れた」という意味ですが、スラングで「馬鹿な」、「マヌケな」という意味でよく出てきます。
banana
ベイビー:Sorry, couldn't hear you. I have a banana in my ear. 聞こえない
直訳すると、「ごめん、聞こえない。耳にバナナが入ってるから」
banana in my earとは、都合の悪いことは、耳にバナナが入ってるから聞こえないフリをする時に用いるフレーズです。
bananaは果物のバナナ以外に、色々な意味があります。
bananaの複数形bananasで、形容詞として使われ「気の狂った」、「頭のおかしい」となります。
(例文)This is bananas. これは馬鹿げている
go bananasは、「頭がおかしくなる」、「気が狂う」
(例文)I'm going bananas. 気が狂いそうだ
errand(s)
デボラ:but I don't know how exciting you're gonna find the laundromat. 行先はコインランドリーよ
ベイビー:Huh?
デボラ:I got to run some errands. 雑用があるの
ベイビー:Oh.
デボラ:But think about what you want, and I will stick around just for you. まだいるから注文を言って
errandは、「用事」、「雑用」のことです。
run errandsで、「用事をすます」「使い走りをする」ことです。
choreと意味が似ていますが、choreは、「家庭内で毎日行う仕事」、「作業、炊事、洗濯など毎日決まってすること」に使われます。
一方で、errandは外に出て済ます用事のことに使われます。
(例文)I’m just running some errands for my boss. 上司に頼まれて用事を済ませている
stick around
stick aroundは、「近くにいる」、「辺りをブラブラする」という意味です。
(例文)I'm sticking around here, so please let me know when you are ready. この辺をぶらぶらしているから、準備が出来たら教えて
その他の単語
- laundromat コインランドリー
pick up ①
ウェイター:You're all good. A gentleman picked this up already. お代金は頂きました。
pick upは、勘定を支払うという意味です。
pick up the tabで使われることもあります。
tab は、「手でつまむ小さなつまみ」を意味しますが、アメリカではレストランなどの勘定書を指すことがあります。
特にバーやレストランで、本来は払わなくてもいい他人の勘定を支払うことを言います。
pick up ②
ドク:I'll pick you up in the morning. 明朝だ
Don't stay out too late, now. 夜更かしするな
ここでのpick upは、「人を車で拾う」、「車で迎えに行く」という意味です。
ドグの台詞は直訳すると、「朝に車で迎えに行く」という意味です。
stay out late
stay out lateは、「夜遅くまで出歩く」、「夜遊びをする」という意味です。
stay up lateも夜更かしするですが、家にいても外に出歩いていても使えます。
outは「外にいる」、upは「起きている」と覚えておけばいいでしょう。
映画では、ベイビーとデボラが食事をし終わったところへ、ドクがやってきたので、「あまり夜遅くまで外を出歩くな」という意味でDon't stay out too lateと言っています。
hit me.
ドク:Hit me. それで
Hit me.はそのまま訳すと「私を叩いて」ですが、ここでは「今すぐ教えて」「応えて」という意味で使われています。
go up
ドク:You'll be out of this shithole soon. You're going up in the world! すぐにここを抜け出せるぞ 大金持ちだ
go upには様々な意味がありますが、ここでは「成功する」、「出世する」という意味で使われています。
直訳すると、「世界で成功するぞ」という意味になります。
その他の単語
- shithole スラングで、非常に汚い場所、むさ苦しい場所のこと
fool around
バディ:I used to fool around with cars when I was a kid. Drive around all night like a speed freak listening to the radio. 俺も音楽を聴きながら暴走してたよ
fool aroundは、「いじくりまわす」、「ちょっといじってみる」という意味です。
I used to fool around with cars when I was a kid.は直訳すると、「ガキの頃はよく車をいじっていたよ」ということになります。
fool aroundは、「ブラブラして時間をつぶす」という意味にも使われます。
(例文)I was just fooling around. ぶらぶらしていた
- drive around 車を乗り回す
- speed freak スピード狂
bail on
バディ:So what? You bail on the job? 中止か
バッツ:Fuck no, I didn't bail on the job. まさか
bail on~は、「~から逃げる」、「~をすっぽかす」という意味です。
映画の台詞は直訳すると、
バディ:「だから?仕事をすっぽかすのか?」
バッツ:「そんなこと言ってねえ。俺は仕事をすっぽかさなかった」
となります。
ちなみにbailは、チャーリーズエンジェルでもご紹介したbail out「保釈する」「(経済的な危機から)救い出す」という意味でもよく使われます。
face the music
バディ:Song is over, Baby. But I'm afraid you still have to face the music. 曲は終わりだ。だが歌詞は続く
face the musicは、「自分の言動の報いを受ける」「結果を潔く受け止める」という意味です。
face the musicは、直訳だと「音楽に向き合う」という意味になるので、なかなか推測が出来ないフレーズですね。
特に、自分がやった悪事などによって招いた結果を「甘んじて受けいれる」というニュアンスで使います。
一緒に聞いていた音楽が終わった、But I'm afraid you still have to face the music.「しかし、自分のやった悪事を受けなければいけない」ということです。
まとめ
いかがでしたか?
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