こんばんは!
Hello, everyone!
今回も前回に引き続き、「ブラインドスポット」からの台詞で英語を勉強していきましょう。
「ブラインドスポット」のあらすじはこちらの記事をご覧ください。
それでは、Let's get started!
go darkの意味と使い方
まずは、ブラインドスポットS1E4からの台詞を見ていきましょう。
CDC疾病対策センターで勤務するレベッカが病原体のサンプルを持ち出した可能性があり、操作チームはレベッカを探すが、居所が分からない
20'21"
ジェーン:Any leads on Rebecca? レベッカの居場所は?
パターソン:She's gone dark. つかめない
パターソン:Her phone's not operational and she hasn't logged on to her computer since the lockdown. 携帯は作動せず PCも操作していない
go darkには主に3つの意味があります。
1.真っ暗になる、(信号や電気などが)消える
go darkの基本的な意味は、文字通り「真っ暗になる」、「信号や電気などが消える」です。
TV screen suddenly went dark. 突然テレビの画面が暗くなった
The signal went dark. 信号が消えた
2.姿を消す
go darkは、「(人が)姿を消す」という意味で、ドラマの中の台詞ではこの意味で使われています。
ケンブリッジ辞書によると、"スパイや捜査官が一定期間の間、仲間と連絡を絶つ"と定義されていますが、日常の場面でも使われるようです。
(of a spy or secret agent) to stop communicating for a period of time with the people you are secretly working for:
To find the safe place, she's gone dark. 安全な場所を見つけるために、彼女は身を隠した
I'm going dark, but please don't try to find me. 私はいなくなるけど見つけないで
2.営業や稼働が止まる
go darkは、「店の営業やシステムの稼働が止まる」といった場合にも使われます。
ケンブリッジ辞書によると、”一時的に長期間にわたり稼働や通信を断つ”と定義されています。
to stop all activities or communication, especially temporarily but for a fairly long period:
The compute system went dark for an hour. コンピューターシステムは1時間止まった
Our factory will go dark for half an year from January. 我々の工場は、1月から半年間稼働が止まる
感染症に関する英語フレーズ
今回のエピソードでは、CDCやEbola(エボラ)、SARS(サーズ)と言った感染症に関する英語フレーズが出てきたので、まとめてご紹介します。
CDC
CDCは、Center for Disease Control and Preventionの略で「米国疾病予防管理センター」のことです。
主に、感染症対策などを行う政府機関です。
infectious disease
10'12"
レベッカ:Each of these numbers corresponds with a sample vial of an infectious disease. これらの番号は 感染症の病原体サンプルよ
infectious = 「感染の」、disease = 「病気」で、infectious diseaseは「感染症」のことです。
biohazard
10'24"
カート:Shouldn't they be kept in a biohazard Level 4 facility? 扱えるのはレベル4の施設だ
biohazardは、日本語でも「バイオハザード」と言いますが、「有害な生物によって引き起こされる災害」のことで「生物災害」とも言います。
be infected with / botulism
10'59"
He was infected with a... a rare form of botulism. まれなボツリヌス菌に感染してね
be infected with~で、「~に感染している」という意味です。
botulismは「ボツリヌス菌」のこと。
HAZMAT
15'05"
タバサ:They're wearing HAZMAT suits. ここで一番安全な防護服を着ている
HAZMATはhazardous materialsの略で、「危険物」、「危険性物質」のことを言います。
epidemic / outbreak
20'50"
タバサ:Get this: the last nine major epidemics occurred in cities that she's traveled to or near just before the outbreaks. 感染症の流行で 直近の9件は 彼女が訪問した直後に起きている
epidemicは、「伝染病」、「疫病」のこと。
outbreakは、「疫病や感染症などが急激に大流行すること」を言います。
Ebola / SARS / MERS / Typhoid fever
20'40"
ザパタ:Ebola. SARS. エボラ SARS
MERS. Typhoid fever. MERS 腸チフス
Ebolaはそのまま「エボラ」ですね。
SARSやMERSもそれぞれ「サーズ」「マーズ」と言いますが、あえて日本語で言うならSARSは「重症急性呼吸器症候群」、MERSは「中東呼吸器症候群」です。
Typhoidは「腸チフス」、feverは「熱」のことですが、一般的にTyphoid feverで「腸チフス」という感染症を指します。
virus
21'21"
パターソン:We just seized these aerosol cans from her lab. She was in the process of weaponizing the virus. エアゾール缶を使い ウィルスの兵器化を図っていた
virusは、「ウィルス」のことです。
発音がváiərəs(ヴァイァラス)となり、日本語と異なるので注意です。
hot zone
23'41"
カート:She was trying to get out of the hot zone. 彼女は感染を避ける気だった
hot zoneとは、「感染症が流行している地域など危険な地域」を指します。
まとめ
以上、ブラインドスポットから英語フレーズをご紹介しました。
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参考になれば幸いです☆